知的障害者ガイドヘルパーの仕事(移動編)

別の用事が受け入れられない

利用者の方が不安にならないよう、「次に何をするのか」の声かけが必要です。

決まったルート

別の用事が受け入れられない

利用者の中には、決まった外出ルートがあり、別の用事が受け入れられないことがあります。特に自閉症の方にこの傾向が強く、別のルートを利用したり、別の店に立ち寄ったりすることでパニックを起こされることもあります。

私が担当した利用者の方に、決まったお店で食事をして、決まった自動販売機でコーヒーを飲み、決まったルートで帰宅しなければならないという人がいました。その方は施設に入所されている方ですが、ある日施設職員からTシャツを購入するように頼まれました。そして、ある店に立ち寄ったのですが、それが気に入らずパニックを起こされたことがありました。

その方にとって、食事をしたあと、次に車が止まるときにはコーヒーを飲むという決まったルートがあったため、洋服店に立ち寄ることが理解できなかったのです。それ以来、洋服を買うときには一緒に店に入らず、ヘルパーが服を選ぶことになりました。

また、利用者の中には次に何をするのかがはっきりしていないと不安になる方がいます。この場合は、常に「次は○○に行きましょうね」「○○をしましょうね」という声かけが必要になります。

外出時に公共機関を使って移動をする場合は、さまざまな問題点があります。しかし、利用者の方が外出をするのには大きな意味があり、周囲の人と交流ができる大切な時間です。私はそれを支援して、もっと楽しい経験をたくさんしてもらいたいと思います。


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